広州白雲山
広州市の北部に位置する粤地方南部の名山で、30余りの小高い丘で形成され、北の馬鞍嶺から南の桂花岡まで9700メートルに達する.幅は4500メートル、面積は2800ヘクタール.主峰の摩星嶺は高さ382メートル、頂上まで登ると広州市の全貌と珠江の風景が一望できる.雨がやんで晴れ間が出る時に、山に白雲が立ち込め奇観が現れることから、"白雲山"の名が付いた.広州の景勝地として毎年80万人余りの観光客がここを訪れる.特に旧暦の9月9日になると、登山者数は20万人にも上る."白雲松涛"、"雲山錦秀"と呼ばれる絶景で人々に親しまれ、古代から多くの詩人、学者がここに詩文を残していたが、日中戦争の時にほとんどの古跡は破壊された.近代になり、政府は白雲山の観光地整備に力を入れたため、多くの施設が設けられた.白雲山は以前より一層美しくなった.全長1672メートルのケーブルカーで山頂まで一気に登ることができる.
広州光孝寺
“未有羊城、先有光孝”(広州が誕生する前に、光孝があった)と言われるように、西漢時代に南越王趙佗の玄孫である趙建徳の住居として創建され、寺名は幾度も更改され、東晋隆安5年(401年)には“五園寺”、唐代には“乾明法性寺”、五代南漢時代には“乾亨寺”、北宋時代には“万寿禅寺”、南宋時代には “報恩広孝寺”と呼ばれたが、明代の1482年に“光孝寺”と改称された.境内には東晋時代に建造された大雄宝殿、南朝時代に開拓された洗鉢泉、唐代のカ発塔、石経幢、南漢の千佛鉄塔、宋、明時代の六祖殿、臥佛殿など数多くの貴重な佛教遺跡と遺物があり、1986年に中国の宗教部門の管轄に指定された.
広州博物館(鎮海楼)
越秀公園内にある5層の建物の1階から4階までを利用した博物館.五層楼とも呼ばれている.鎮海楼は明代の洪武13年(1380年)に、広州城の城楼として建てられたもの.高さは約28メートルあで、南方系の彩色を施してある.かつてここから望むことのできた大海原を鎮めるようにという願いから、鎮海楼の名がつけられた.広東省の先史時代から近代までの歴史的遺産の数々を、年代順に陳列している.中でも、殷?周時代の銅器は大部分が容庚氏旧蔵のもの.また、漢代の墓から発掘された銅鏡、銅器、瓦製明器なども数多く展示されている.
v陳氏書院
広州市の西側に位置する重要文化財に指定されている清朝の廟で、一般には陳家祠と呼ばれているが、地図や看板には中国民間工芸館と書かれることもある.
清朝末期に、“陳”姓の氏族が祖先を祭るために創建したものである.前院、後院、西院と中庭を挟んで立ち並ぶ建物は、天井が高く、風通しがよい伝統的な広東式建築で、それぞれ廊下で結ばれている.見所は建築物の屋根、柱、窓、欄干などいたるところに施された中国古典や故事にちなんだ動物、人物などの精巧な彫刻である?F在は「広東民間工芸館」として陶磁器、書画、硯、象牙や翡翠の彫刻などが展示されている.
